AGE(終末糖化産物(Advanced Glycation End Products))を含む食べ物として、ホットケーキを例に挙げましたが、AGEは加熱してこんがり焼けたキツネ色の部分、もしは焦げに発生します。このため「焼き目のついた食品はAGEが多い」ことを覚えておき、目安とするといいでしょう。
例えば、トンカツ、唐揚げ、ステーキ、焼き鳥など、揚げたり、焼いたり、炒めたりした動物性脂肪食品には特にAGEが多く含まれます。また、ポテトチップスやフライドポテト、タバコもAGEが非常に多いため、アンチエイジングのためにはできれば避けたい食品です。
また、フランクフルトやベーコンのようにタンパク質に糖質を添加して加熱するものは、タンパク質の素材そのままのものよりも多くのAGEが発生する傾向にあります。調理法によってもAGEの発生は大きく変化し、例えばフランクフルトを焼くのか茹でるのかでも違いが出ます。茹でる方が焦げが発生しないため、AGEの発生は少なくなります。
AGEを避けたい場合は、できるだけ焦がさない調理法で、焦げは取り除くとよいでしょう。「焦げ」は発がん性も指摘されています。また腸のデトックス力が高いと、取り入れても体内に蓄積される割合が少ないので、やはり腸内環境はとても大切です。
